顎関節症は異常な開閉口運動や、歯ぎしりなどの顎に加わる異常外力、歯の詰め物の異常、被せ物の異常、歯並び、歯周病などさまざまな原因による咬合異常や筋の緊張が原因といわれています。
また、
日常の何気ない動作~大きく開口するあくび、笑い等
生活習慣~歌唱、寝違え、頬杖等
肉体的・心理的ストレス
これらの要因の相乗作用によって、顎関節症の原因となる状態を引き起こし、症状が出てくる場合もあるなど、複合的な要因によって発症することが多いと言われています。
下顎が左右のどちらかに不均等にずれてしまい、顎関節に負担をかけて顎関節症になっている状態です。この状態は簡単に自分で確認できます。
歯を噛み合わせて鏡を見てみると、上の歯の真ん中の線と下の歯の真ん中の線(以後、正中線と言います)が、まっすぐであれば下顎は、ずれていませんが、下顎の正中線がどちらかにずれていると、顎がずれている可能性が高くなります。
上下の噛み合わせが全体的に低くなって、下顎が後ろにずれてしまい、顎関節に負担をかけて顎関節症になっている状態です。この状態もおおよそ自分で確認することは可能です。
歯を噛み合わせて鏡を見てみると、通常下の歯は上の歯に上から1/3程度覆われて、歯茎から2/3くらいが見える状態になります。
ところが、噛み合わせが低くなって下顎が後ろにずれているときは、下の歯が上の歯に2/3以上覆われてしまい、下の歯はほとんど見えなくなってしまうことが多いのです。
虫歯などで奥歯や前歯の治療を沢山していると、知らない間に被せ物の高さ関係で、噛み合せが崩れてきて、それが原因で顎関節症になる場合があります。
生まれつきの歯並びによっても、顎関節症になる場合があります。
歯周病によって、奥歯が失われたり、前歯が揺れて深く噛み込んだ状態になると、それによって顎関節症になる場合があります。
歯周病、歯槽膿漏のご相談、顎関節症のお悩みや、歯科矯正についてのご質問等々……歯とお口の中に関するご相談があれば、何でも天野院長がお受けいたします。どうぞお気軽にメールをお送りください。
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